畜ふん発電ボイラーで
新たなエネルギーをつくり、環境を守る。
畜産王国宮崎県では、家畜のふん・尿による悪臭、土壌や地下水の環境汚染が問題となっています。南国興産では、昭和60年より鶏ふんを燃料とする特殊ボイラーを設置し、地域の環境保全に取り組んできました。そして、平成14年に環境保全をさらに推し進めるため国内で初めての鶏ふん発電ボイラーを設置、平成24年には家畜全般の畜ふんを処理できる畜ふんボイラーの稼働を始めました。
私たちは、ボイラーの設置により県内全域で発生する鶏ふんを24時間体制で処理することが可能となり、宮崎県の環境保全に大きく貢献しています。ボイラーで得られた蒸気は生産工程で熱源として利用される他、蒸気の一部で発電を行い、工場のほぼ全量のエネルギーをカバーしています。また、燃焼灰はリン酸と加里の含量が高い良質の肥料として販売されます。